子どもは日々成長していて、その小さな一歩一歩に母としての喜びを感じます。シングルマザーとして子育てをしていると、忙しさや不安に気を取られることもありますが、ふとした瞬間に「成長したな」と気づくと、心が温かくなるものです。
私自身も、子どもの何気ない行動や言葉にハッとさせられ、「大きくなったんだな」と感じた場面がたくさんあります。この記事では、私が実際に体験した「子どもの成長で嬉しかった瞬間」と、そのとき母としてどう感じたのかをまとめました。日々の慌ただしさの中で忘れがちな、子育ての喜びを一緒に振り返ってみませんか?
初めて自分でできたこと
自分から靴を履いたとき
小さい頃、子どもが初めて自分で靴を履けた瞬間は感動でした。「できた!」と嬉しそうに笑う姿に、成長を実感しました。
ごはんを残さず食べられた日
食べるのが苦手だった子どもが、自分でしっかり食べられたとき。母としては大きな進歩を感じ、とても誇らしかったです。
子どもの言葉に成長を感じた瞬間
「ありがとう」と言えたとき
小さな声で「ありがとう」と言ってくれたとき、礼儀や思いやりの心が育っているのだと感じました。
自分の気持ちを伝えてくれたとき
「今日は嫌だった」「これは楽しかった」と素直に気持ちを表現してくれたとき、心の成長を強く感じました。
周囲に優しさを見せたとき
友達を助けた姿
友達が困っているときに声をかけていた姿を見て、子どもの中に思いやりが根付いていると感じました。
家の中での小さな気遣い
「ママ疲れてるでしょ?」と声をかけてくれたとき、子どもの優しさに胸がいっぱいになりました。
自分で挑戦する姿を見たとき
苦手なことにチャレンジした瞬間
運動会のかけっこや、ピアノの発表会など、苦手なことに挑戦する姿を見て「頑張る力」を感じました。
失敗を受け入れたとき
うまくいかなくても「またやってみる」と言った姿に、精神的な成長を感じました。
こうした成長を実感すると、完璧じゃなくてもいいと思えるようになりました。→ 『母親として完璧じゃなくてもいいと思えた瞬間』はこちら
母として学んだこと
子どものペースを大切にする
成長は一気に進むものではなく、一歩一歩の積み重ね。母として焦らず見守る大切さを学びました。
小さな成長を一緒に喜ぶ
できたことを一緒に喜ぶことで、子どもも自信を持ち、母自身も幸せを感じられます。
まとめ
子どもの成長は日常の中に隠れていて、気づいたときに大きな喜びを与えてくれます。初めて自分でできたことや、感謝の言葉、周囲への思いやり、挑戦する姿…。その一つひとつが母としての喜びになり、励みになりました。
シングルマザーとして不安や忙しさに押しつぶされそうになることもありますが、子どもの成長を感じる瞬間があるからこそ前に進めるのだと思います。完璧な子育てではなくても、子どもと一緒に喜びを分かち合うことで、親子の絆は確かに深まっていきます。
この記事が、同じように子育てを頑張っている方に「うちの子もこんなふうに成長しているな」と振り返るきっかけになれば嬉しいです。