せっかくの制度!!子供のために活用しちゃいましょう☆
こんにちは。yukaです☆
大学無償化の給付型奨学金の情報がわからなくて悩んでいませんか?
給付型奨学金は、学生にとって大きな負担を軽減し、
学業に専念することができるよう支援するための重要な手段です。
この記事では、給付型奨学金について詳しく解説し、受給方法や条件についても紹介します。
最後まで読んでぜひ活用してみてくださいね。
大学無償化とは何か?
大学無償化とは、日本政府が導入した教育政策の一つで、
①授業料・入学金の免除または減額
②給付型奨学金の支給
この2つをあわせて実質無償化にし、
意欲ある学生のみなさんの「学び」を支援する制度です。
教育を受ける機会を広げることや、教育格差を小さくすることを目的として導入された政策であり、
教育費の負担を軽減することで、若者が安心して学び、
将来の自己実現を受け入れることができるようになることが期待されています。
今回は②給付型奨学金について詳しくお伝えしていきますね。
大学無償化の給付型奨学金とは!
そもそも奨学金とは、一定の条件を満たした人に対して、現金が給付されることで支援を行う制度で、
「返さなくていい」給付型と、「返さなくてはならない」貸与型があります。
給付型奨学金とは、優れた生徒で、進学の目的や意思はあっても、経済的理由により進学が難しい人に、
返還の必要のない奨学金を利用して進学をあきらめないよう、2020年4月からスタートした新制度です。
世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、
しっかりとした「学ぶ意欲」があれば支援を受けることができます。
「返さなくていい」給付型!!ぜひ活用したいですよね☆
大学無償化の給付型給付金対象者とは
給付型の条件は、JASSOのホームページで確認できます。
ここでは大切なポイントのみをお伝えしていきますね。
給付型奨学金を受けられる条件は、大きく3つ以下のようなものがあります。
申し込み資格(2025年度申し込みの場合)
1.2025年3月に初めて高等学校等(本科)を卒業予定の人
2.初めて高等学校等(本科)を卒業した末日から申込みを行うまでの期間が2年以内の人
※2024年の秋季に卒業予定の人も対象となります。
※過去に大学等へ進学し給付奨学金の支給を受けたことがある人は、再度申し込むことができません。
学力基準
申込時点で次の1又は2のいずれかに該当する必要があります。(該当しない人は採用されません)。
1.高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること(※1)
2.将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること(※2)
※1評定平均による5段階評価をしていない学校にあっては、これに準ずる学習成績となります。
※2学修意欲の確認は、高等学校等において、面談の実施又はレポートの提出等により行います。
家計基準
あなた(生徒)と生計維持者(父母等)について、次の「(1)収入基準」及び「(2)資産基準」のすべてに該当する必要があります(該当しない人は採用されません)。
(1)収入基準
支援区分 | 収入基準(※1) |
第Ⅰ区分 | あなた(生徒)と生計維持者(父母等)の市町村民税所得割が非課税であること 具体的には、あなたと生計維持者の支給額算定基準額の合計が100円未満であること |
第Ⅱ区分 | あなた(生徒)と生計維持者(父母等)の支給額算定基準額の合計が100円以上25600円未満であること |
第Ⅲ区分 | あなた(生徒)と生計維持者(父母等)の支給額算定基準額の合計が25600円以上51300円未満であること |
第Ⅳ区分(※2) | あなた(生徒)と生計維持者(父母等)の支給額算定基準額の合計が51300円以上154500円未満であること |
※2第Ⅳ区分は、2024年の春より開始予定です。
収入基準に該当するか調べるには、進学資金シュミレーターで資産することができます。
進学資⾦シミュレーター
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/document/shogakukin-simulator.html
※シミュレーターによる試算結果は、実際に申し込んだ場合の審査結果とは異なることがありますので、
参考としてご覧ください。
(2)資産基準
あなた(⽣徒)と⽣計維持者(⽗⺟等)の資産額の合計が下表の基準額未満であること(基準額以上の場合は、採用されません)。
生計維持者の人数 | 基準額 |
2人の場合 | 2000万円未満 |
1人の場合 | 1250万円未満 |
申告の対象となる資産の範囲は次のとおりです。
資産の対象となるもの
・現金やこれに準ずるもの(退職金含む。投資信託、投資資産として保有する金・銀等)
・預貯金(普通預金、定期預金)、有価証券(株式、国債、社債、地方債等)
・満期や解約により現金化した保険
資産の対象とならないもの
・土地、建物等の不動産
・住宅ローン等の負債との相殺
・満期、解約前の保険の掛け金
・貯蓄型生命保険や学資保険
大学無償化の給付型奨学金支給額
大学等で給付奨学生として採用され、支給が認められた年月から正規の卒業時期まで、世帯の所得金額に基づく区分(第Ⅰ~第Ⅳ区分)に応じて、学校の設置者(国公立・私立)及び通学形態(自宅通学・自宅外通学)等により定まる下表の金額(月額)が、原則として毎月振り込まれます。
国公立 | 国公立 | 私立 | 私立 | ||
自宅通学 | 自宅外通学 | 自宅通学 | 自宅外通学 | ||
大学・短期大学・専修学校(専門課程) | 第Ⅰ区分 | 29,200円 (33,300円) | 66,700円 | 38,300円 (42,500円) | 75,800円 |
大学・短期大学・専修学校(専門課程) | 第Ⅱ区分 | 19,500円 (22,200円) | 44,500円 | 25,600円 (28,400円) | 50,600円 |
大学・短期大学・専修学校(専門課程) | 第Ⅲ区分 | 9,800円 (11,100円) | 22,300円 | 12,800円 | 25,300円 |
大学・短期大学・専修学校(専門課程) | 第Ⅳ区分 | 7,300円 (8,400円) | 16,700円 | 9,600円 (10,700円) | 19,000円 |
区分によって金額はちがうけれども、支給されれば家計にとって負担軽減はおおきいですよね!!
支給される金額をみて、国公立や私立、自宅通学や自宅外通学の選択肢を広げてみてはいかがでしょうか?
大学無償化の給付型奨学金申請方法
奨学金を申し込むには、高校3年のときに予約して申し込む「予約採用」と大学進学後に申し込む「在学採用」がありますが、
給付型は予約採用でしか申し込めません!!
もしJASSOの給付型に申し込んでみようかなと思う人は、急いでくださいね☆
1.申込関係書類等を受け取る(高校3年春~)
高等学校等から必要書類を受け取り、募集している奨学金の種類・提出期限等を確認しましょう。
2.申込手続き(高校3年春~)
・インターネット(スカラネット)より申込み情報を入力する
・JASSOにマイナンバー提出書類を提出
・学校に必要書類を提出する
3.選考結果(高校3年秋~冬)
採用候補者となった人には、高等学校等を通じて「採用候補者決定通知」が交付されます。
インターネット(スカラネット)から確認することもできます。
4.進学後、進学届を提出
進学後、進学先の学校に「採用候補者決定通知」等必要書類を提出してください。
進学先の学校から、進学届提出用のパスワードを受取り、進学先の学校が指定する期間までに、インターネット(スカラネット)より進学届を提出してください。
5.採用決定、奨学金の振込開始
奨学生に採用になった後も、必要な手続きがあります。
進学後も、進学届・適格認定(家計・学業成績等)・在籍報告・給付奨学金継続の提出などがありますので、
認定の取り消しをされないよう、しっかりと手続きを行っていきましょう!!
大学無償化の給付型奨学金のまとめ
給付型奨学金はいかがだったでしょうか?
自分でも申し込めそうとか、自分だったらどのくらいもらえそうなど
少しでも参考にしていただけたなら嬉しいです。
注意していただきたいのが、進学前に奨学金が振り込まれることはありません!!
進学前に必要な資金は別途用意する必要があります。
もしも、別途用意が困難な場合には、国の教育ローン等を検討されるのもいいかもしれませんね☆
入学時必要資金をどうするかについては、また別にお伝えしたいと思いますので
もしよろしかったら、参考にされてみてくださいね。
給付型奨学金は、奨学金の中でもまずはじめに検討していただきたいものになります。
進学をあきらめないためにも、ぜひ給付型奨学金の活用していきましょう!!