タックスプランニングの過去問に挑戦!!
こんにちは。yukaです♪
FPの試験に合格するためには、過去問を解くのが一番!!
ということで、前回の記事に対する過去問を紹介していきたいと思います。
復習も兼ねて活用していただければ嬉しいです。
最後まで挑戦してみてくださいね。
過去問集
問①
税は国税と地方税に区分することができるが、固定資産税は地方税である。
問②
納税義務者と担税者が異なることを予定している税を間接税といい、間接税の例として消費税が挙げられる。
問③
所得税は、原則として、毎年4月1日から翌年の3月31日までの期間に生じた個人の所得に対して課される税金である。
問④
復興特別所得税額は、基準所得税額に( )の税率を乗じて計算される。
1)2.1%
2)7.147%
3)15.315%
問⑤
個人が受け取る株式投資信託の収益分配金は、利子所得に該当する。
問⑥
上場株式等に係る譲渡損失の金額は、( )を選択した上場株式等に係る配当所得の金額と損益通算することができる。
1)総合課税
2)源泉分離課税
3)申告分離課税
問⑦
所得税において、事業的規模で行われている賃貸マンションの貸付による所得は、( )に該当する。
1)不動産所得
2)事業所得
3)給与所得
問⑧
所得税において、平成25年中に取得した建物に係る減価償却の方法は、( )である。
1)定額法
2)定率法
3)定額法と定率法の選択
問⑨
一時所得の金額は、その年中の一時所得に係る総収入金額からその収入を得るために直接支出した金額の合計額を控除し、その残額から特別控除額(最高50万円)を控除した金額であり、その金額が総所得金額に算入される。
問⑩
定年退職時には、久雄さんに対して勤務先から退職一時金として2300万円が支給される見込みである。所得税における退職所得に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、久雄さんの勤続年数は38年とし、障害者になったことに起因する退職ではないものとする。
〈参考:退職所得控除額の求め方〉
勤続年数20年以下:勤続年数×40万円(最低80万円)
勤続年数20年越え:800万円+70万円×(勤続年数-20年)
・退職所得は(ア)の対象となる。
・久雄さんの退職所得の金額は、(イ)である。
1)(ア)分離課税 (イ)240万円
2)(ア)分離課税 (イ)120万円
3)(ア)総合課税 (イ)120万円
問⑪
所得税において、老齢基礎年金や老齢厚生年金に係る所得は、雑所得に該当する。
過去問集解答
問①
〈答〉〇
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2014年9月・問16
問②
〈答〉〇
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2013年9月・問16
問③
〈答〉×
〈解説〉1月1日~12月31日
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2011年5月・問16
問④
〈答〉1
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2017年1月・問46
問⑤
〈答〉×
〈解説〉株式投資信託→配当所得。公社債投資信託→利子所得。
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2008年1月・問16
問⑥
〈答〉3
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2015年1月・問47
問⑦
〈答〉1
〈解説〉不動産の貸付による所得は、事業的規模かどうかに関わらず、不動産所得。事業的規模に関わるのは、青色申告特別控除の金額。
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2019年1月・問46
問⑧
〈答〉1
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2014年1月・問50
問⑨
〈答〉×
〈解説〉一時所得の金額を「総所得に算入」するときには、「2分の1」する
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2018年9月・問17
問⑩
〈答〉2
〈解説〉退職所得控除額=800万円+70万×(38-20)=2060万円
退職所得=(退職金-退職所得控除額)×1/2=(2300万-2060万)×1/2=120万円
※1/2を忘れないこと!!
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定実技試験・2014年9月・問18
問⑪
〈答〉〇
日本 FP 協会 3 級ファイナンシャル・プランニング技能検定学科試験・2018年5月・問17
おわりに
「タックスプランニング」過去問いかがだったでしょうか?
こういう感じで出題されるのかと少し安心した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
所得の計算も、文章でみるのと、実際計算してみるとでは理解度が違ってきすよね☆
こちらに紹介させていただいた問題は、「できるだけとけるようにしましょう」
と講師の先生に紹介いただいたものです。実際によく出てくる問題だなと感じました!!
問題はほんの一部で、中には年月によって変わってくるものもあります。
他の問題、最新の問題も解いていかれるといいと思いますよ。
日本FP協会のホームページには、過去の試験問題が掲載されているので参考にされてみてくだいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。