知っておきたい養育費の基礎と計算方法

yuka

子どものためにも養育費をしっかり理解しよう!!

こんにちは。yukaです☆



離婚後の生活では、経済的な不安や孤独感を感じることが多いかもしれません。

そこで大切なのが養育費です!!



養育費は、子供が安心して成長し、幸せな生活を送るために欠かせない大切な資金です。

その意味をしっかり理解し、計画的に対応していくことが、安心な生活への第一歩となりますよ。



この記事では、養育費の基本や金額の決め方、手続きに関して等お伝えしていきます。

この情報を通じて、少しでも心の支えになれたら嬉しいです。



共に一歩ずつ進んでいきましょう☆

最後まで読んで活用してみてくださいね。

目次

養育費とは?基礎から理解しよう

ねえ、最近よく耳にするけど、そもそも養育費って具体的に何なの?

簡単に言うと、離婚後に子供を育てるためのお金のことだよ。
離婚しても、子供には両親の経済的な支援が必要だから、
親の一方が支払うのが養育費。

なるほどね。養育費って法律で決まってるの?

うん、実は法律で支払いの義務が定められてるんだよ。
基本的には子供が成人するまで、
両親が一緒に子供を育てているのと同じように、
養育費を通じて子供を支援する必要があるんだ。

そうなんだ。でも養育費って、実際にはどんなことに使われるの?

主に子供の生活費や教育費だね。
たとえば、食費、衣類、学校の費用、医療費、習い事なんかも含まれるよ。子供の生活に関わる全ての費用を補うためのお金なんだ。

じゃあ、支払うのは誰?養育費はどっちの親が払うの?

基本的には、子供と一緒に住んでいない方の親が支払うんだよ。
たとえば、母親が子供と一緒に暮らしている場合、
父親が養育費を支払うことが多いね。
ただし、これはケースバイケースだから、お互いに合意が必要なんだ。

なるほどね。両親が離れても、
子供のためにしっかりサポートする必要があるんだね。

そうだね。養育費は子供の将来のためにとても大切なものだから、
ちゃんと話し合って決めることが大事だよ。

養育費の金額の決め方

ねえ、養育費の金額ってどうやって決まるの?
なんだか難しそうに感じるんだけど…

確かに最初は難しそうだけど、
日本には『養育費算定表』っていう便利なものがあるから、
意外とシンプルなんだよ。

養育費算定表?それって何?

これは、親の収入や子供の人数によって、
養育費がどれくらいになるかを計算するための表なんだよ。
裁判所とかでも使われていて、かなり参考になる基準になってる。

なるほど。じゃあ、その算定表で具体的に金額が決められるってこと?

そうそう。例えば、子供が一人で、母親と一緒に住んでいて、
父親が支払う場合、両親のそれぞれの年収を算定表に当てはめるんだ。すると、その組み合わせで適切な養育費の目安がわかるようになってるよ。

なるほどね!じゃあ、自分たちで計算することもできるの?

できるよ!
実際、ウェブ上でも算定表を元にしたシミュレーターがあって、
それに自分の収入や子供の人数を入力すれば、
だいたいの金額がすぐに出てくるんだよ。

それ便利だね!例えば、年収400万円の父親が子供1人の場合、
いくらくらいになるの?

具体的には年収400万円で母親が年収300万円くらいだとすると、
月にだいたい4万円から6万円くらいが相場になることが多いんだ。
もちろん、詳しい数字はケースバイケースだけどね。

へえ!子供の人数が増えると、もちろん養育費も増えるってこと?

そうだね。子供が2人以上いると、それに応じて養育費も増えていくよ。
でも、全体の収入に応じて変わるから、
無理のない範囲での金額になるように算定表が作られてるんだ。

算定表って、すごく実用的だね!シミュレーションも使ってみたいし、これなら養育費の話し合いも進めやすそう。

そうだね。算定表を使って、
お互いに納得のいく金額を見つけるのがベストだよ。
もし悩んだら、専門家に相談するのも手だね。

裁判所の養育費算定表
https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html

日本弁護士連合会の養育費算定表
https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2016/161115_3.html

養育費を受け取るための手続き

養育費をちゃんと受け取るために、どんな手続きが必要なの?何から始めたらいいか分からなくて…

まずは、養育費の金額とか支払いの条件をお互いに話し合って、
合意が取れたら『養育費に関する協議書』を作るのが基本だよ。
これはお互いの同意を書面に残すことで、
後々のトラブルを防ぐためのものだね。

協議書を作るだけでいいの?

協議書だけでもいいけど、
もっと確実にしたいなら『公正証書』にしておくといいよ。
これは公証役場で作ってもらえる書類で、
もし養育費が支払われなかった場合、
裁判を経ずに強制執行できるから安心なんだ。

公正証書か…それを作るにはどうすればいいの?

公証役場に行って、作成したい内容を伝えれば手続きができるよ。
ちょっと費用がかかるけど、長期的に見れば安心だからおすすめかな。

なるほどね。でも、もし話し合いで合意できなかったらどうなるの?

その場合は、家庭裁判所で調停をすることができるよ。
調停では第三者が仲介に入ってくれるから、
お互い冷静に話し合えるし、
合意が成立すればそれが裁判所の決定になるんだ。

じゃあ、調停でも解決できなかったらどうなるの?

最終的には裁判に進むことになるけど、
そこまで行くケースは少ないよ。
裁判所が判断してくれるから、公平に養育費が決まる。
ただ、時間もかかるし費用もかかるから、
できるだけ話し合いや調停で解決できるのが理想だね。

離婚協議書とは?

離婚協議書は、離婚する際に夫婦が話し合って決めた取り決め事項を文書にまとめたものです。離婚後の生活をスムーズにするために、特に大事なことがらを明確にしておくために作成されます。協議離婚で作成された証書には執行力はありません。

公正証書とは?

公正証書とは、法律に基づいて公証人が作成する公式な文書のことです。特に、養育費や財産分与などの離婚に関する取り決めを文書化しておく際に、公正証書は大きな役割を果たします。

普通の契約書と異なり、公正証書は法的な強制力が強いのが特徴です。つまり、もし養育費が支払われない場合でも、公正証書を元に裁判をしなくても強制執行(たとえば、給料や銀行口座の差し押さえ)が可能になります。

調停証書とは?

調停証書は、家庭裁判所で行われる調停の結果を正式な文書にまとめたものです。離婚に関して、夫婦間で話し合いがうまくいかない場合、家庭裁判所での「調停」を利用することが多いです。この調停で双方が合意に達した内容を、裁判所が記録として作成するのが「調停証書」です。

養育費の支払いが滞った場合の対策

最近、元夫が養育費を全然払ってくれなくて、
どうしたらいいかわからないんだ。

それは大変だね。養育費が支払われない場合、
いくつかの対策があるから、一緒に考えよう。

本当に?どんな対策があるの?

まずは、養育費保証制度っていうものを知ってる?
これは、元配偶者が養育費を支払わない場合に、
自治体が一時的に立て替えてくれる制度だよ。

それはありがたいね!どうやって申し込むの?

申請は、住んでいる市区町村の役所で行うことができるよ。必要な書類や条件があるから、役所に行く前に電話で確認しておくといいかも。

養育費保証制度とは?

養育費保証制度は、離婚後に養育費を支払うことになっている元配偶者が支払いを怠った場合に、自治体がその養育費を一時的に立て替えてくれる制度です。この制度の目的は、子供が必要とする生活費や教育費を確保し、経済的な安定を図ることです。

制度の基本的な仕組み

  1. 申請資格
    ・養育費保証制度を利用するには、まずその資格を満たす必要があります。一般的には、離婚後に子供を養育している親が対象です。
    ・養育費の支払いが滞っていることが条件で、具体的な要件は各自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。
  2. 立て替えの流れ
    ・元配偶者が養育費を支払わない場合、まずは子供を養育している親が役所に申請します。
    ・申請が認められると、自治体が養育費の一部または全額を立て替えてくれます。この立て替えは、通常は数ヶ月間の支払いが対象です。
  3. 返済の義務
    ・自治体が立て替えた養育費は、元配偶者に対して返済が求められます。つまり、元配偶者が支払わなかった養育費の分を自治体が立て替えているため、後から回収する必要があります。
    ・元配偶者が支払いを再開した場合でも、立て替えた分については返済義務が残ります。

利用する際の注意点

  1. 必要な書類
    申請には、養育費に関する合意書や、元配偶者の収入状況を示す書類など、必要な書類を提出する必要があります。具体的な書類は自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
  2. 申請期限
    養育費保証制度には申請期限が設定されていることが多いので、滞納が発生したら早めに行動することが大切です。
  3. 制度の内容は自治体によって異なる
    養育費保証制度は、全国のすべての自治体で実施されているわけではなく、内容や支給額、手続きの詳細は地域によって異なるため、住んでいる自治体の情報をしっかりと確認しましょう。

他にどんな方法がある?

もし養育費が支払われないままだと、
最終的には強制執行の手続きを取ることもできるよ。

強制執行って、具体的にはどうするの?

まず、養育費に関する公正証書が必要だよ。この公正証書に基づいて、元配偶者の財産を差し押さえる手続きを家庭裁判所に申し立てるんだ。

なるほど、でもそれってすごく大変そう…

確かに手続きは複雑かもしれないけど、
専門家の助けを借りることもできるよ。
たとえば、法テラスというところでは、無料で法律相談ができるから、相談してみるといいかも。

法テラスって、どんなことをしてくれるの?

法テラスでは、法律に関するアドバイスをもらえるだけじゃなくて、
必要なら弁護士を紹介してもらうこともできるよ。
養育費の滞納について具体的な対策を一緒に考えてくれるから心強いよ。

法テラス

法テラス(日本司法支援センター)は、日本で法的な問題を抱えた人々が、弁護士や法律相談のサポートを受けやすくするために設立された公的な機関です。離婚問題などのトラブルに対して、法律の専門家にアクセスできるよう、相談やサポートを提供しています。

法テラスが提供するサービス

  • 無料法律相談
    法テラスでは、所得が一定以下の人を対象に、無料で法律相談が受けられます。相談内容は離婚、財産分与、親権問題など幅広いです。無料相談は、直接法テラスの窓口に出向くか、電話やオンラインでも可能です。
  • 弁護士費用の立替え制度
    離婚問題などで弁護士を必要とする場合、経済的に厳しい人は法テラスが弁護士費用を立て替えてくれる制度を利用できます。この立替え金は、月々の分割払いで返済することができます。
    弁護士を自分で探すことが難しい場合も、法テラスが適切な弁護士を紹介してくれます。
  • 民事法律扶助制度
    法テラスの民事法律扶助制度は、経済的に余裕のない人が法的なトラブルを解決するための支援制度です。例えば、裁判や調停で弁護士を必要とする場合、この制度を通じて弁護士を雇う費用が補助されます。

それはいいアイデアだね。他にも相談できるところはあるの?

もちろん!地域によっては、
子育て支援センターやカウンセリングサービスがあって、
ここでも養育費の問題について相談できるよ。
感情的なサポートももらえるし、
法的なアドバイスも受けられるかもしれない。

なるほど、いろんな選択肢があるんだね。少し安心したよ。

よかった!
まずは自分に合った方法を見つけて、行動に移してみるといいよ。
支払いが滞った場合でも、対応策があるから心配しないで!

養育費についてのまとめ

養育費は、子供が健やかに成長するために欠かせない大切なサポートです。

実際に私も取決めを行いましたが、離婚を早くすることを優先してしまって

養育費について安易になってしまったことに後悔しております。



子供たちの未来を考えたとき、養育費はこどもの教育や生活の質を守るための基盤となります。

元配偶者との取り決めがうまくいかないこともあるかもしれませんが、

あなたの努力が子供の未来に大きな影響を与えることを忘れないでくださいね。

重要なことは、決して一人で悩まないことです。

自分だけで抱え込まず、周囲にサポートを求めてください。

専門家や行政のサポートを利用することで、あなた自身も少し気が楽になるはずです。


一般社団法人FP看護師パートナー協会https://financial-nurse.jp/の活用もおすすめさせていただきます。

ここでは、経済的な面だけでなく、生活全般に関する相談もできるため、

子どもとの新しい生活を始めるにあたってとても心強い存在となります。

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お話聞いてもらいたい方など活用してみてくだいね☆



また、同じ状況にある親たちとつながることで、心強い支えになることもあります。

経験を共有し合うことで、解決策のヒントが得られることもあるでしょう。

あなたが一歩踏み出すことで、子供の未来に対する不安を少しでも軽くすることができますよ。



まずは試算表からチェックしてみるのはいかがでしょうか?

大変な時期かもしれませんが、あなたの行動が子供たちの笑顔につながることを信じて、ぜひ前向きに進んでくださいね。

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