教育費の不安をとばいしちゃいましょう☆
こんにちは!yukaです☆
「子どもの教育費、どうやって準備すればいいの?」
これは多くのシングルマザーが抱える共通の悩みではないでしょうか。
文部科学省のデータによると、小学校から大学までの教育費は
公立で約800万円、私立だと約2300万円もかかると言われています。
一人でこの大きな金額をどう工面するのか、不安になるのも当然です。
でも安心してください!
教育費は、正しい知識と計画、そして支援制度をうまく活用することで、無理なく準備することができます。
本記事では、シングルマザーとして知っておきたい教育費の全てをわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、教育費の悩みを解消し、
子どもに安心して教育の機会を提供できる方法がきっと見つかるはずです。
一緒に前向きな一歩を踏み出しましょう!
シングルマザーが気になる教育費の基本知識
子どもの教育費ってどれくらいかかるのか、
調べてみたんだけど……正直ビックリしたの。
あぁ、わかる!私も少し前に調べたけど、
あの金額見たら誰でも驚くよね。それで、どんな数字だった?
文部科学省のデータを見たんだけど、
たとえば小学校から大学まで全部公立に通ったとしても、
ざっと800万円くらいかかるの。
公立だけでもそんなに?私立だったらもっとヤバそうだね。
そうなの!私立の場合は、なんと約2300万円になるらしいよ。
確かにそれを一人で工面するのは大変だよね。
けど、子どもの未来のためには何とかしたいって思っちゃうしね。
小学校 | 中学校 | 高等学校 | ||||
公立 | 私立 | 公立 | 私立 | 公立 | 私立 | |
学校教育費 | 約6.6万円 | 約9.6万円 | 約13.2万円 | 約10.6万円 | 約30.9万円 | 約75万円 |
学校給食費 | 約3.9万円 | 約4.5万円 | 約3.8万円 | 約0.8万円 | ー | ー |
学校外活動費 (塾や習い事など) | 約24.8万円 | 約66.1万円 | 約36.9万円 | 約36.8万円 | 約20.4万円 | 約30.4万円 |
一年間あたりの負担額 | 約35.3万円 | 約166.7万円 | 約53.9万円 | 約143.7万円 | 約51.3万円 | 約105.4万円 |
総額 | 約212万円(6年) | 約1000万円(6年) | 約162万円(3年) | 約431万円(3年) | 約154万円(3年) | 約316万円(3年) |
国公立大学 | 私立大学 | 短期大学 | |
入学金 | 約37.4万円 (地域内約22.4万円) | 約24.1万円 | 約23.7万円 |
授業料 | 約53.6万円 | 約95.9万円 | 約72.9万円 |
施設設備費 | ー | 約16.5万円 | 約16.4万円 |
その他 | ー | 約11.2万円 | 約14.2万円 |
総額 | 約251.8万円(4年) | 約518.5万円 | 約230.7万円 |
それに、シングルマザーだと、収入が限られてるじゃない?
他の家庭よりも家計への負担が大きい気がする。
そうだよね。うちは共働きだけど、それでも教育費って家計に響くもん。普段どうやってやりくりしてるの?
今は最低限の生活費を抑えたり、
子どもの将来のために少しずつ貯金してる。
でも、思い通りにいかない月もあって……。
こういうのって結構ストレスになるよね。
わかるよ。『もしお金が足りなかったらどうしよう』とか、
『子どもがやりたいことを諦めさせるのは嫌だな』とか考えると、
心理的にもプレッシャーだよね。
そうなの!
だからこそ、教育費についてもっと計画的に考えなきゃって思って。
あと、公的な支援制度や奨学金のこともちゃんと調べておこうって。
うん、それは大事だよ。
支援制度を使えば負担が少しでも軽くなるかもしれないし。
私も一緒に調べようか?
本当?助かる!まずは基本の知識をしっかり押さえて、
そこから計画を立てるのが良さそうだね。
シングルマザーが気になる教育費の準備方法
教育費を貯めるために、やっぱり家計を見直す必要があるよね。
でも、どこから手をつければいいかわからなくてさ。
まずは固定費をチェックするのが良いと思うよ。
意外と削れる部分があるかもしれないし。
固定費ってたとえば?
そうだね、住宅費や保険料が代表的かな。
住宅ローンや家賃が高すぎるなら、
少し条件を妥協して安い物件に引っ越すのも選択肢だし、
保険も必要以上に手厚くなってないか確認してみるといいよ。
なるほど!保険はつい安心感でいろいろ入っちゃってるかも。他には?
あと、家計簿をつけることもおすすめ。出費の無駄が見えてくるよ。
確かに、今はなんとなく使ってる感じだから、
見える化するのが大事だね。
無料で使えるアプリもあるから、試してみて合うものを使うといいかも!
教育費を貯めるにはどんな方法があるのかな?
いろいろありそうだけど、どれがいいのか迷っちゃう。
まずは貯蓄だよね。毎月少しずつでも貯金を続けるのは基本中の基本!
貯金はしてるけど、正直そんなに大きな額にはならなくて……。
確かにまとまった額を一気に貯めるのは難しいよね。
でも、たとえば『先取り貯金』って知ってる?
聞いたことあるけど、詳しくは知らない。
お給料が入ったら、使う前にまず一定額を別口座に移す方法だよ。
『貯めたら使う』じゃなくて、『貯めてから残りを使う』のがポイント!
なるほどね!確実に貯められそう。
でも、ただ貯めるだけだと心配。
急な出費があると、つい崩しちゃいそうだし……。
そういうときは保険を利用するのも手だよ。
たとえば学資保険なら、決まった時期にお金が戻ってくるから、
使い道がハッキリしてて便利。
学資保険って、ただの貯金とはどう違うの?
最大の違いは、
保険料を支払っている間に万が一のことがあったときでも、
満額が受け取れるってところかな。
教育費を確実に準備できる安心感があるよ。
それは安心だね。でも保険料が高いイメージがあって……。
確かにプランによるけど、今は手頃な保険も増えてるよ。
でも、今は増えて満期を迎えることはあまりないし、
途中で解約すると支払った金額よりも少なく返ってくることもあるんだ
。
良くも悪くもないといったところだから、
メリットを理解して、加入するか考えてみるといいよ。
保険はわかったけど、もっと効率よく増やせる方法はないかな?
それなら投資も検討してみては?
でも、投資ってリスクが大きそうで怖いんだよね……。
確かに投資にはリスクがあるけど、
長期的に運用すればリスクを抑えられる可能性も高いよ。
長期的って、どれくらいの期間を想定してるの?
子どもが小さいうちから始めれば、
10年とか15年のスパンでじっくり運用できるよ。
コツコツ少額から始められるから、貯金と併用するのがいいかも。
なるほどね!まずは少額で始めてみるのが現実的かな。
ありがとう!貯蓄、保険、投資、それぞれの方法がわかってきたよ。
うん、どれか一つに絞る必要はないから、
自分の状況に合わせて組み合わせるといいよ。
コツコツ続ければ、きっと教育費は準備できる!
シングルマザーが気になる小中学校の公的支援
最近教育費のことを考えていろいろ調べてるんだけど、
公的支援ってどんなものがあるのか、全然わからなくて……。
それなら就学援助制度があるよ。
これは、公立の小中学校に通う子どものための支援制度なの。
具体的には、どんな支援があるの?
たとえば、毎月の給食費が免除されたり、
学用品費として年間1~2万円くらい支給されたりするよ。
修学旅行費なんかも対象になる場合が多いよ。
それは助かるね!申請するにはどうすればいいの?
市区町村の教育委員会に問い合わせるか、
学校から配布される案内をチェックしてみて。
申請には所得証明書などが必要なことが多いから、
事前に準備しておくとスムーズだよ。」
就学援助制度とは
就学援助制度は、経済的に厳しい状況にある家庭が子どもを公立の小中学校に通わせる際の負担を軽減するための支援制度です。
制度の詳細については、住んでいる市区町村の教育委員会に問い合わせるか、学校から配布される案内を確認してください。
誰が利用できるの?
- 世帯収入が一定基準以下である。
- 各市区町村ごとに設定された基準があります。
- 生活保護を受けていなくても、基準を満たせば申請可能です。
- 子どもが公立の小中学校に在籍している。
主なサポート内容
- 給食費:毎月の給食費が全額または一部免除されます。
- 学用品費:筆記用具やノートなどの購入費用が補助されます。
- 修学旅行費:学校で行う修学旅行の費用が支給されます。
- クラブ活動費:部活動に必要な道具やユニフォームの費用も補助対象になる場合があります。
- 通学用品費:ランドセルや通学靴の購入費が対象になる地域もあります。
申請方法
- 申請場所
- 市区町村の教育委員会または学校で案内を受けられます。
- 必要書類
- 所得証明書
- 子どもの在籍証明書(学校から発行される場合があります)
- 世帯全員の住民票など
- 申請期限
- 多くの場合、年度始め(4~5月)に申請受付が行われますが、途中でも申請可能な場合があります。詳細は市区町村に確認しましょう。
シングルマザーが気になる高校の公的支援
子どもが高校に行くようになったら授業料とか心配なんだけど、
何か助けになる制度ってあるの?
それなら、高校無償化制度っていうのがあるよ。
正式名称は『高等学校等就学支援金制度』で、
子どもの高校の授業料を支援してくれる制度なの。
授業料が支援されるの?どんな仕組みなの?
公立高校なら、国が授業料をほぼ全額補助してくれるから、
実質無料になるよ。
私立高校でも、年収が一定基準以下なら支援が出て、
最大で年間約39万円分が補助されることもあるんだ。
私立高校も対象になるのは助かるね。
でも、私みたいなシングルマザーの家庭でも条件を満たせるの?
もちろん!たとえば、
世帯年収が約910万円未満なら公立高校の無償化対象になるし、
私立高校ならもっと低い基準だけど支援が受けられるよ。
910万円未満なら、
私たちシングルマザー世帯はほとんど条件を満たせそうだね!
申請ってどうやるの?
高校の入学時に案内が来るから、
必要書類をそろえて提出するだけでOKだよ。
主に住民税の課税証明書が必要になることが多いね。
高校無償化制度とは
高校無償化制度とは、正式には「高等学校等就学支援金制度」と呼ばれる、子どもが安心して高校に通えるように国が授業料をサポートしてくれる制度です。
高校無償化制度の仕組み
対象世帯
手続きの方法
- 申請時期:高校入学時に案内があります。
- 必要書類:
- 住民税の課税証明書(世帯の収入を証明するため)
- マイナンバー(スムーズな確認のため)
- その他、学校が指定する書類
- 提出先:高校の事務局や市区町村の窓口。
授業料は無償化で安心したけど、
教材費や交通費とか、他の費用はどうすればいいのかな?
そこは、高校生等奨学給付金っていう制度が助けになるよ!
これは授業料以外の教育費をサポートしてくれる制度だよ。
具体的には、どんな費用が補助されるの?
教科書代や教材費、通学の交通費、
さらには部活の費用なんかも補助の対象になるよ。
すごい!どのくらいの金額がもらえるの?
公立高校だと年額3万円~くらい、
私立高校だと年額5万円~くらい支給されることが多いよ。
その奨学給付金も申請が必要なんだよね?
うん。これも高校の案内や自治体の窓口で申請するんだけど、
住民税非課税世帯とか、収入が低い家庭が対象だよ。
高校生等奨学給付金とは?
高校生等奨学給付金は、家庭の経済的負担を軽くするために、授業料以外の教育費を補助する制度です。特に、低所得世帯を対象に、教科書代や教材費、交通費、部活動費などの費用をサポートします。
制度の対象
- 生活保護世帯、住民税所得割が非課税の世帯。
- 家計が急変して非課税相当になった世帯も対象になります。
支給額の目安
手続き方法
- 申請時期
学校や自治体から案内が届きます。一般的には、入学後または新学期のタイミングです。 - 必要書類
- 住民税非課税証明書(収入を証明するため)
- 世帯全員の住民票
- その他、自治体が指定する書類
- 申請先
学校を通じて申請する場合や、自治体に直接申請する場合があります。
高校無償化制度と奨学給付金を組み合わせれば、
教育費の負担がかなり減りそうだね!
その通り!無償化制度で授業料が補助されて、
奨学給付金で教材費や交通費もカバーできるから、
経済的にはすごく助かるよ。
でも、2つの制度を利用するのに、
別々の手続きが必要だったりするの?
手続きは別々だけど、
どちらも学校や自治体がしっかり案内してくれるから安心して大丈夫。
必要書類としては、
課税証明書や世帯全員の住民票が求められることが多いかな。
なるほど。案内を見逃さないようにして、
必要な書類を早めに準備しておくのが大事だね。
うん、それが一番だよ!
どちらの制度も、
子どもが安心して高校生活を送れるようにするためのものだから、
遠慮せずに活用してね。手続きがわからないことがあれば、
学校や自治体に相談すれば親切に教えてくれるよ。
本当にありがとう!これで自信を持って進学の準備ができそう。
シングルマザーが気になる大学の公的支援
ねえ、うちの子もいずれ大学に行きたいって言うかもしれないけど、
大学の費用ってすごく高いよね。
私みたいなシングルマザーでも行かせられるのかな?
心配だよね。でも今は大学無償化制度があるから、
条件を満たせば授業料が免除されたり、給付型奨学金がもらえるよ。
えっ、本当に?具体的にどんな制度なの?
この制度は正式には『高等教育の修学支援新制度』って言って、
住民税非課税世帯や、それに近い低所得世帯が対象なの。
大学や専門学校の授業料が一部または全額免除になるのに加えて、
奨学金も支給されるんだよ。
授業料が免除されるのはすごいね!
具体的にどれくらい免除してもらえるの?
支給額は学校の種類と世帯の収入状況によるけど、
例えば、国公立大学なら年間授業料の約54万円が免除されるし、
私立大学なら最大約70万円が免除されるよ。
授業料だけでも大きいけど、奨学金の支援ってどれくらい?
奨学金の支援は給付型奨学金として受け取れるんだけど、
これも学校の種類や通学形態(自宅通学か自宅外か)によって異なるの。
例えば、国公立大学の場合、
自宅通学なら35万円、自宅外なら80万円支給されるよ。
ちなみに、これ返さなくていいお金だから安心だよ。
すごいね。でも私みたいな家庭でも本当に対象になるのかな?
条件とか厳しくない?
条件はそんなに難しくないよ!主に2つがポイントかな
1.住民税非課税世帯か、それに準ずる低所得世帯であること。
2.進学先が対象校であること(大学、短大、専門学校など)。
ほとんどのシングルマザー家庭なら、
住民税の基準を満たしていれば大丈夫だと思う。
彩さん:「なるほど。じゃあ、申請はどうやるの?」
大学入学前に申請する場合は、進学希望者が高校3年生の春ごろから
『日本学生支援機構(JASSO)』を通じて予約申し込みをするのが
一般的だよ。
入学後に申請する場合も手続き可能だけど、
早めに準備しておいたほうが安心だね。
必要な書類は?
例えば、収入証明書や住民票、
あとは学校で用意してくれる書類が必要になるよ。
高校で進路指導の先生が案内してくれることが多いから、
わからないときは相談してみて。
この制度があれば、
うちみたいな家庭でも大学進学を諦めずにすみそうだね。
そうだね。
特に、この制度は学ぶ意欲のある子どもたちを支えるためのものだから、経済的な理由で進学を迷っているなら、ぜひ活用してほしいよ。
授業料も免除されて、奨学金も支援されるなら、
子どもも安心して勉強に集中できそう!
そうだね。高校で案内が来る時期をちゃんとチェックして、
早めに準備することが大事だよ。
子どもと一緒に進学について具体的に話し合っておくのもいいかもね!
ありがとう、美香!この制度をうまく活用して、
子どもが大学に行きたいって思ったときに、
しっかり応援してあげられるように準備しておくね。
大学無償化制度(高等教育の修学支援新制度)とは?
対象条件
大学無償化制度を利用できるのは、
・住民税非課税世帯またはそれに近い低所得世帯
・進学先で学ぶ意欲があること
- 実際には多様な形態の家族がありますので、基準を満たす世帯年収は家族構成や構成員の年齢等により異なります。
支援の対象となるか、どれくらいの支援が受けられるか、日本学生支援機構のホームページで大まかに調べることができます。
日本学生支援機構 進学資金シミュレーター
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin-simulator.html
支援の内容
- 入学金・授業料の免除
国公立 | 私立 | |||
---|---|---|---|---|
入学金 | 授業料 | 入学金 | 授業料 | |
大学 | 約28万円 | 約54万円 | 約26万円 | 約70万円 |
短期大学 | 約17万円 | 約39万円 | 約25万円 | 約62万円 |
高等専門学校 | 約8万円 | 約23万円 | 約13万円 | 約70万円 |
専門学校 | 約7万円 | 約17万円 | 約16万円 | 約59万円 |
2.給付型奨学金
国公立 | 私立 | |||
---|---|---|---|---|
自宅生 | 自宅外 | 自宅生 | 自宅外 | |
大学・短期大学・専門学校 | 35万円 | 80万円 | 46万円 | 91万円 |
高等専門学校 | 21万円 | 41万円 | 32万 | 52万円 |
申請方法
- 予約申し込み:日本学生支援機構(JASSO)を通じて行います。
- 必要書類:収入を証明する住民税非課税証明書や家族構成がわかる住民票などが必要です。
- 高校や進路指導の先生から
シングルマザーが気になる教育費に使える各種制度
うちの子が大学に行きたいって言ってるんだけど、
学費のことが心配で…。他にも何か助けになる制度ってあるのかな?
一番知られているのは日本学生支援機構(JASSO)の奨学金だよ。
これは、子どもが大学や専門学校に進学するときに利用できる
奨学金制度で、2種類あるんだ。
2種類って?
1つ目は給付型奨学金。返さなくていいお金だよ。
対象になるのは住民税非課税世帯や、それに近い家庭。
授業料の免除もセットで受けられる場合が多いの。
これが大学無償化のことだよ。
もう1つは貸与型奨学金。これは借りるタイプで、
将来返済が必要になるけど、金利が低いから利用しやすいよ。」
返済が必要なのは心配だけど、金利が低いのはいいね。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金とは?
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、大学や専門学校に進学する学生を支援する制度で、「給付型」と「貸与型」の2種類があります。
1. 給付型奨学金
- 返済不要のお金で、経済的に厳しい家庭を対象としています。
- 住民税非課税世帯やそれに近い低所得世帯が利用できることが多いです。
- 授業料の減免とセットで受けられる場合があります。(大学無償化のこと)
2. 貸与型奨学金
- 借りるタイプで、将来返済が必要です。
- 金利がかからない無利子と、低金利の有利子の2種類があります。
- 家庭の経済状況や学生の学力によって、利用条件が異なります。
申し込みの流れ
- 高校3年生の春に「予約採用」として申し込み可能。
- 大学入学後でも「在学採用」として申し込めます。
- 学校や日本学生支援機構の窓口で手続きができます。
2. 民間の奨学金
国以外の奨学金ってあるの?
もちろん!民間奨学金もたくさんあるよ。
例えば企業や公益財団法人が提供しているものね。
これも給付型と貸与型があるけど、特徴は独自の条件があること。
条件って?
例えば、特定の地域に住んでいる人や、
成績優秀者向けの奨学金が多いかな。
あと、大学や専門学校が独自に奨学金を出している場合もあるよ。
地域限定とか成績基準とか、選択肢が広がりそうだね。
民間の奨学金とは?
民間の奨学金は、企業や財団、大学などが提供する奨学金制度です。
特徴とポイント
- 地域限定や専門分野限定の奨学金が多く、選択肢が豊富。
- 特定の企業が「返済不要」の奨学金を提供し、卒業後その企業での勤務を条件にする場合もあります。
- 募集情報は学校の奨学金窓口や、インターネットで確認できます。→奨学金nethttps://xn--kus49bd41h.net/
メリット
- 公的奨学金が足りない場合の追加支援として利用可能。
- 独自の支援内容があるため、自分の状況に合ったものを選べる。
3. 国の教育ローン
奨学金以外に、ローンみたいなものってあるの?
あるよ。それが国の教育ローン。
これは、子どもの教育費を前借りするようなイメージで、
日本政策金融公庫が運営しているの。
どういう仕組みなの?
例えば、大学の入学金や授業料、教材費なんかを
一括で支払いたいときに借りられるの。
上限は1人あたり350万円で、返済期間は最長15年。
金利も低いし、シングルマザー世帯はさらに優遇される場合もあるよ。
シングルマザーにはありがたい制度だね。
国の教育ローンとは?
国の教育ローンは、日本政策金融公庫が提供する教育費のための融資制度です。主に中学卒業以上の子どもがいる家庭が利用できます。
特徴
- 低金利で利用できるのが大きなメリット。
- 授業料だけでなく、入学金、教材費、アパート代など幅広い用途に対応。
- 家庭の収入が一定以下の場合に利用可能(年収の上限は子どもの人数によって異なります)。
- 銀行の教育ローンよりも金利が低く、返済負担が軽い。
- 入学前の資金が必要なときに助かる。
利用限度額
- 子ども1人あたり最大350万円まで借りることが可能。
返済期間
- 最長18年。
- 毎月の返済額を抑えやすい仕組みになっています。
申し込み方法
- 日本政策金融公庫の窓口やインターネットから申し込み。
- 必要書類(所得証明書、学校の入学案内など)を準備する。
- 審査後、融資が決定されます。
他にもシングルマザー向けの制度ってあるの?
あるよ!母子父子寡婦福祉金貸付金制度は、
母子家庭や父子家庭を支援するための貸付制度だよ。
教育費に使えるお金も借りられるし、
返済時の利子がゼロの場合もあるの。
無利子で借りられるのは助かるね。どんな費用に使えるの?
高校や大学の授業料、入学金、教材費なんかに使えるよ。
申請は住んでいる自治体の窓口でできるよ。
母子父子寡婦福祉金貸付金制度とは?
母子父子寡婦福祉金貸付金制度は、母子家庭や父子家庭、寡婦(配偶者を亡くした女性)を対象とした、自治体が提供する貸付制度です。教育や生活の費用を低金利、または無利子で借りることができます。
特徴
- 低金利または無利子:返済負担が少なく設定されています。
- 教育費だけでなく、就職準備や生活費の貸付も可能。
- 各自治体が運営しているため、内容や条件は地域ごとに異なります。
対象となる費用例
- 教育支援資金:高校、大学、専門学校の学費や教材費。
- 就学支度金:入学時に必要な費用(制服や入学金など)。
- その他、生活費や住宅修繕費など。
貸付限度額の例
- 教育支援資金:月額50,000円~100,000円程度。
- 就学支度金:数十万円程度(学校の種類によって異なる)。
返済期間
- 貸付金の種類によりますが、通常5年~20年程度の猶予が設けられています。
- 学校卒業後から返済が始まることが多いです。
申し込み方法
- 各自治体の福祉課や母子家庭支援センターに相談。
- 必要書類(所得証明書、学校の在籍証明など)を提出。
- 審査を経て貸付が決定します。
じゃあ、生活費を補うための制度ってあるのかな?
それなら生活福祉資金があるよ。
これは低所得世帯が利用できる貸付金で、
子どもの進学にかかる費用も含まれているの。
具体的にはどんな内容?
進学準備資金として一時的にお金を借りられるんだけど、
貸付額や返済条件は自治体ごとに異なるの。
申請も福祉協議会の窓口でできるよ。
じゃあ、必要なタイミングで相談するのが大事だね。
生活福祉資金とは?
生活福祉資金は、低所得者世帯や高齢者、障害者などを対象に、生活を支えるための資金を貸し付ける公的制度です。地域の社会福祉協議会が窓口となり、必要な資金を低利子または無利子で借りることができます。
貸付の種類
- 総合支援資金
- 失業や収入減で生活に困ったときの費用をサポート。
- 月額10万円~20万円程度を貸付(世帯状況による)。
- 教育支援資金
- 子どもの学費や教材費、通学費を支援。
- 貸付額の目安:月額30,000円~60,000円程度。
- 福祉資金
- 福祉用具の購入や住宅改修費などを支援。
- 緊急小口資金
- 一時的な緊急出費に対応するための少額貸付。
対象者
- 低所得世帯:生活に困難を抱える世帯。
- 高齢者世帯:高齢者がいる世帯。
- 障害者世帯:障害のある方やその家族。
返済条件
- 無利子または低利子で利用可能。
- 返済期間は貸付の種類により異なりますが、柔軟に設定されることが多いです。
申し込み方法
- お住まいの地域の社会福祉協議会に相談。
- 必要書類(収入証明書、本人確認書類など)を準備。
- 面談や審査の後、貸付が決定します。
教育費を賢く準備するための選択肢いろいろあるよね!
必要に応じて活用できるといいね。
おわりに
子どもの教育費は、シングルマザーにとって大きな問題かもしれません。
ですが、大切なのは、一人で抱え込まないことです。
国や自治体、民間の支援制度は、あなたを支えるためにあります。
教育費に関する不安を軽くし、未来への希望を持てるようにという思いからです☆
それらをフル活用しながら、一歩一歩計画的に進めていきましょう。
「無理かもしれない」と思う瞬間があっても、必ず力になってくれる人や制度が見つかります。
まずは、この記事で紹介した奨学金やローン、支援制度の情報を検索してみてはいかがでしょうか?
あなたの家庭に合ったものを活用してみてくださいね☆
また、一般社団法人FP看護師パートナー協会https://financial-nurse.jp/の活用もおすすめさせていただきます。
ここでは、経済的な面だけでなく、生活全般に関する相談もできるため、
子どもとの新しい生活を始めるにあたってとても心強い存在となります。
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お話聞いてもらいたい方など活用してみてくだいね☆
最後に、頑張るあなたに心からのエールを送ります。
これからも一緒に学び、成長し、明るい未来をつくっていきましょう!✨