学校の宿題サポート|イライラしないために心がけたこと

子どもの宿題を見ていると、ついイライラしてしまうことはありませんか?私も例外ではなく、毎日の宿題タイムは小さなバトルのようになってしまうことがありました。「なんでこんなに時間がかかるの?」「集中してくれない!」と声を荒げてしまい、後で自己嫌悪に陥ることもしばしば。

でも、よく考えると宿題は「学力をつける」だけでなく「親子で一緒に学ぶ時間」でもあるのだと気づきました。それからは、自分なりに工夫してサポートするように心がけたことで、イライラが減り、親子の関係も少しずつ良い方向へ変わっていきました。この記事では、私が宿題サポートで意識してきた工夫や心構えを体験談としてまとめます。


目次

宿題の時間を決めて習慣化する

「いつやるか」を固定する

宿題をする時間を毎日同じに決めると、子どもも「今は宿題の時間だ」と理解しやすくなります。我が家では「おやつのあとに宿題」とルール化しました。習慣にすることで「やる・やらない」の葛藤が減りました。

集中できる環境を整える

テレビを消し、机の上も片付けてから宿題を始めるようにしました。余計な刺激を減らすと、子どもが自然と集中しやすくなります。


完璧を求めすぎない

間違いも学びの一部

私は以前、宿題で間違えるとすぐに指摘していました。でも、それでは子どもが萎縮してしまいます。今は「間違えても大丈夫」と声をかけ、解き直しを一緒にするようにしています。

丁寧さよりもまずは「終わらせる」こと

最初からきれいに仕上げることを求めず、「まずは全部終わらせる」ことを優先しました。その後で見直すほうが、子どもも達成感を感じやすく、次へのやる気につながりました。


わからない部分は一緒に考える

すぐに答えを教えない

わからない問題があると、つい答えを教えたくなります。でも、それでは学びにつながりません。ヒントを出して一緒に考えることで、子ども自身が「できた!」と感じられるようになりました。

親も「学ぶ姿勢」を見せる

分からない問題に出会ったとき、「ママも一緒に調べてみよう」と声をかけました。子どもにとって「親も勉強しているんだ」と知ることは、励みになっているようでした。


褒める言葉を増やす

小さなことでも褒める

宿題を始めただけでも「すぐに取りかかったね、えらいね」と声をかけました。褒められることで子どもの表情が明るくなり、やる気も上がりました。

努力の過程を認める

結果よりも「頑張って考えている姿」を褒めるようにしました。できなくても「最後まで挑戦したね」と伝えると、次も頑張ろうと思えるようです。


休憩をうまく取り入れる

15分ごとに区切る

長時間続けると集中力が切れてしまいます。我が家では「15分宿題→5分休憩」のサイクルにしました。リズムを作ることで子どもも取り組みやすくなりました。

ご褒美を小さく設定する

宿題が終わったら一緒におやつを食べる、好きな遊びをするなど、小さなご褒美を用意すると子どもは楽しみにして頑張れました。


宿題でイライラしてしまうときは、リラックス法を試すのもおすすめです。→ 『イライラしたときに役立ったリラックス法』はこちら

まとめ

子どもの宿題サポートは、親にとっても大きな試練です。私自身もイライラしてしまい、うまくいかない日がたくさんありました。けれど「時間を決める」「完璧を求めない」「一緒に考える」「褒める」「休憩を取り入れる」といった工夫を少しずつ取り入れたことで、以前よりも穏やかにサポートできるようになりました。

大切なのは「宿題を完璧に仕上げること」ではなく「子どもが学ぶ姿勢を身につけること」だと思います。親がサポートの仕方を工夫すれば、宿題の時間がイライラから「一緒に成長を感じられる時間」に変わります。この記事が、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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