シングルマザーとして生活していると、家事や育児、仕事に追われて「一人の時間」を持つことが難しくなります。私自身も、最初は「子どもを置いて自分のことを優先するなんてわがままかも」と罪悪感を抱いていました。けれど、日々の疲れやストレスが溜まっていくと、子どもに笑顔を向ける余裕さえなくなってしまうことに気づきました。
そこで意識するようになったのが「短くても自分だけの時間を大切にする」ことです。この記事では、私が実際に試して効果を感じた「一人の時間を作る工夫」と「その時間で得られた変化」をご紹介します。完璧ではなくても、少しの工夫で気持ちは軽くなります。同じように日々忙しい方の参考になれば嬉しいです。
子どもが寝た後のリラックスタイム
静かな時間を活用する
子どもが寝静まった後は、一日の中で唯一の静かな時間でした。本を読んだり好きなドラマを観たりして、自分の気持ちを切り替えるようにしました。
明日の準備を後回しにする勇気
以前は「寝た後に家事を片付けなきゃ」と思っていましたが、完璧を目指すと自分の時間がなくなります。あえて「明日に回す」と決めることで、気持ちがラクになりました。
10分だけ自分の趣味に集中する
短時間でも効果あり
一人の時間は長くなくても大丈夫でした。たとえば10分だけ好きな音楽を聴く、写真を整理するなど、小さな趣味でも心が満たされました。
「やりたいことリスト」を用意
時間が空いたときにすぐできるように、やりたいことをリスト化しておきました。少しの隙間時間でも「やりたいことをやれた」と思えると気持ちが前向きになります。
家事を完璧にせず時間を生み出す
「やらない日」を作る
洗濯や掃除も、毎日完璧にしなくても大丈夫。週末にまとめる日を作ったり、今日は最低限だけで終わらせたりして時間を生み出しました。
簡単ごはんで自分をラクに
夕食を「冷凍ごはん+味噌汁」など簡単にする日を作ると、余った時間を自分のために使えるようになりました。
頼れる人にお願いして時間を確保する
家族に子どもを見てもらう
祖父母に子どもを預けて少しの間一人時間を持つと、気持ちの余裕が戻りました。頼ることに罪悪感を感じていましたが、子どもにとっても楽しい時間になっていたようです。
一時預かりや支援制度を利用
地域の一時預かりを利用するのも有効でした。安心して預けられる環境を探して、無理なく一人時間を持つようにしました。
一人時間を「明日の活力」と考える
自分を大切にすることが子どものためになる
一人の時間で心が整うと、子どもに優しく接することができました。「自分を大切にすることは、子どもを大切にすることにもつながる」と実感しました。
少しの時間でも効果は大きい
たった数分の一人時間でも気持ちはリフレッシュできます。「取れなかった」と責めるのではなく、「少しでも取れた」と思うことが前向きにつながりました。
うして自分の時間を持つことで、落ち込んだときにも立ち直りやすくなりました。→ 『落ち込んだときに私が気持ちを切り替えた方法』はこちら
まとめ
シングルマザーにとって「一人の時間」を持つのは簡単ではありません。私も最初は罪悪感を感じていましたが、少しの工夫で自分のための時間を作れるようになりました。そして、その時間があることで子どもに優しく接する余裕が生まれました。
大切なのは「長い時間を確保すること」ではなく「短くても自分を大切にすること」。完璧に家事をこなさなくても、頼れる人にお願いしても大丈夫です。一人時間は母親としての力を取り戻すための大切なエネルギー源です。
この記事が「一人の時間をどう作ろう」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。