お金を預けたり給与を受け取ったりするだけなら、どの銀行でも可能です。
しかし、有利にお金を貯めるためには、目的に合わせた銀行選びが大切になります。
おさえておくべきポイントをまとめました。
銀行を理解して活用しよう
銀行の種類と特徴
銀行には種類があります。
メガバンクを中心に全国に支店を持つ銀行は「都市銀行」と呼ばれ、金融商品の取り扱い点数が多いことなどが特徴です。
一方、特定の地域内で営業しているのが「地方銀行」です。
こちらは、キャンペーン金利の預金など、独自のサービスを打ち出しています。
最近増えている「ネット銀行」は、店舗を持たないかわりにネット上で預金や決済ができる利便性や、高い預金金利が設定されていることが特徴です。
「信託銀行」は個人や法人の資産を預かり、その管理や運用を行っています。
預金は目的別に活用
預金にも種類があります。
元本が保証され、預けたお金が目減りしない安全性の高さは共通しています。
そのうち、生活費を管理するのに適しているのが「普通預金」です。
いつでも預け入れや引き出しが可能ですが、金利は低めに設定されています。
一方、原則として満期まで引き出しができないのが「定期預金」です。
こちらは普通預金よりも金利が高く設定されていますが、現在はマイナス金利の影響で受けて、普通預金と定期預金の金利差はほとんどありません。
そのほか、普通預金から一定額を積み立てる「積立定期預金」や、臨時支出に備えるための貯蓄に適した「貯蓄預金」などがあります。
手取りの2割を先取り貯蓄
確実にお金を貯めるには、「先取り貯蓄」が適しています。
先取り貯蓄とは、給与が入ったらその一部を自動振り替えで貯蓄に回す方法です。
一度設定してしまえば、強制的に貯蓄ができるというわけです。
先取り貯蓄の目安とされる金額は、手取りの収入の2割程度です。生活に支障が出ない範囲で利用しましょう。
まとめ
最後にまとめていきましょう。
POINTは、
銀行を利用する際は、金利や商品を比較することが大切
積立定期預金や先取り貯蓄を活用すれば、確実に貯蓄ができる