「ママ、笑ってないね」子どもの一言で罪悪感を捨てた私。シングルマザーが「一人の時間」を確保した3つのステップ

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私が「笑顔」を失くしていた日々と、息子の「一言」

シングルマザーとしてフルタイムで働き始めて1年が経った頃。私は、家事、育児、そして仕事に追われ、文字通り「笑顔」を失っていました。

朝は息子の朝食と自分の準備で戦場。仕事から帰れば、休む間もなく夕食の準備と宿題のサポート。夜、息子が寝静まった後に待っているのは、シンクに溜まった洗い物と、干し忘れていた洗濯物の山…。

「私が全部やらなきゃ」 「母親なんだから、子どものことを最優先にしなきゃ」

そう思い詰めるあまり、日々の疲れやストレスで心はすり減る一方。子どもに笑顔を向ける余裕さえなくなっていました。

そんなある夜、疲れ切った顔で息子の音読を聞いていた時、息子が教科書からふと顔を上げ、私の目をじっと見てこう言ったのです。

「ママ、最近笑ってないね。僕は、ママが笑ってると嬉しいよ」

ハッとしました。頭を鈍器で殴られたような衝撃でした。 私は「完璧な母親」でいようとするあまり、息子にとって一番大切な「母親の笑顔」を奪っていたのです。

「自分の時間が欲しい」と思うことは、わがままだと罪悪感を抱いていました。 でも、違いました。 私が笑顔を取り戻すための「一人の時間」は、息子にとっても必要な時間だったのです。

この記事では、あの日の息子の言葉を胸に、私が「罪悪感」を捨てて「一人の時間」を確保するために実行した、3つの現実的なステップを具体的にご紹介します。


目次

ステップ1:「寝かしつけ後」の15分を“聖域”にする(家事の後回し)

まず私が見直したのは、子どもが寝た後の時間です。 以前は、そこからが「家事の第二ラウンド」でした。残った洗い物、洗濯、明日の保育園の準備…。

しかし、息子のあの一言以来、私はそれをきっぱりと辞めました。

【私がやったこと】

  1. 「明日の私、ごめん」と割り切る リビングに干しっぱなしの洗濯物の山や、シンクの食器を見ても、「明日の朝やればいい」と割り切る勇気を持ちました。(もちろん、最初は罪悪感でいっぱいでした)

    罪悪感に打ち勝つための工夫として、私は「家事のTODOリスト」を「やること」と「やらなくても死なないこと」に分けるようになりました。 (※この家事の効率化については、仕事と育児 の両立術!私のタイムスケジュールと工夫 の記事でも詳しく書いています)
  2. 空間を「リラックスモード」に切り替える キッチンの蛍光灯を消し、リビングの間接照明だけ(IKEAで買った1,500円のスタンドライトです)にします。

    そして、無印良品で買った「おやすみブレンド」のアロマを焚きます。ラベンダーや柑橘系の香りが、強制的に「お疲れ様モード」に切り替えてくれる気がしました。
  3. スマホを「機内モード」にして、自分を甘やかす ここが一番重要です。スマホを「機内モード」にして、仕事の連絡やSNSの通知が一切入らないようにします。

    そして、お気に入りのマグカップ(息子が誕生日にくれたもの)で、温かいカモミールティーを淹れます。 お供は、コンビニでこっそり買った「自分専用」のちょっと良いチョコレート。

    この「15分間の聖域」で、録画していたドラマ(当時は『最愛』に夢中でした)を観たり、ただボーっとする。 たった15分です。でも、「誰にも邪魔されず、自分のためだけに使った時間」があるだけで、ささくれだった心が整っていくのを感じました。

ステップ2:「家事の手抜き」をシステム化し、物理的に時間を生み出す

「15分の聖域」を確保するためには、日中の家事を効率化し、物理的に時間を生み出す必要がありました。私が試行錯誤の末にたどり着いた「手抜き(=効率化)」システムです。

【私がやったこと:夕食編】

  • 献立の完全パターン化 「今日、何作ろう…」と考える時間こそが最大のストレスだと気づきました。そこで、平日の献立を固定化しました。
    • 月曜:カレー(週末に作り置き)
    • 火曜:冷凍餃子+わかめスープ
    • 水曜:Oisix(オイシックス)のミールキット
    • 木曜:鮭を焼く+具沢山の味噌汁
    • 金曜:外食 または 納豆ごはん 「栄養バランスが…」という不安もありましたが、「完璧より継続」を重視し、「週末で野菜を摂ればOK」と割り切りました。

【私がやったこと:掃除・洗濯編】

  • 掃除は「ルンバ」と「週末」に一任 平日の掃除機がけを一切やめました。これは勇気がいりましたが、中古で2万円で買った「ルンバ(E5モデル)」を導入し、朝の出勤前にスイッチを押すだけに変更。 クイックルワイパーでの床拭きや水回りの掃除は、週末にまとめてやる、と決めました。
  • 洗濯は「干さない」 これが一番の革命でした。ドラム式洗濯乾燥機(うちは日立のビッグドラムです)を導入し、「干す・取り込む」という作業を生活から消しました。 初期費用はかかりましたが、これで毎日生まれる20分の余裕は、お金には代えられません。

「手抜き」ではなく「効率化のための投資」と考えることで、罪悪感なく時間を生み出すことができました。


ステップ3:「他人の力」を予約する勇気(お金と罪悪感の壁)

一番ハードルが高かったのが「人を頼る」ことでした。 「シングルマザーだから、全部自分でやらなきゃ」という呪縛に、私自身が囚われていたのです。

【私がやったこと:親への頼り方改革】

  • (NG例)「最近大変で…」という愚痴 以前は親にこう愚痴るだけでした。親も「大変ねえ」と心配するだけで、解決には至りません。
  • (OK例)「土曜の10時〜12時の2時間、美容院に行きたいから息子を見てほしい」 息子のあの一言以来、「具体的な日時」と「明確な理由」を添えてお願いするようにしました。

    「母親が美容院なんて」という罪悪感も捨てました。私がリフレッシュして笑顔になることが、息子の幸せに繋がるのですから。親も「それなら」と快く引き受けてくれました。

【私がやったこと:公的支援の活用】

  • 市の「ファミリー・サポート」への登録 これも大きな一歩でした。「お金を払って子どもを預ける」ことに抵抗があったのです。

    しかし、シングルマザーが本当に助かった支援制度と申請体験談 の記事で書いたように、使える制度は使うべきだと考えを改め、登録しました。近所の〇〇さん(ファミサポの提供会員さん)に、月1回・2時間だけ来てもらう契約をしました。

    時給は900円。月1,800円の出費です。 その2時間、私は近所のカフェに行き、何もせず、ただゆっくりと本を読む。 この時間は、私にとって何物にも代えがたい「精神安定剤」になりました。

    落ち込んだときにも、この時間のおかげで立ち直りやすくなったと感じています。 (※私の具体的なメンタルの切り替え方は、落ち込んだときに私が気持ちを切り替えた具体的な方法 で紹介しています)

まとめ:私が笑顔でいることが、子どもの一番の幸せだった

「一人の時間」を取ることは、わがままではありません。 母親が心の余裕を失い、笑顔がなくなることこそが、子どもにとって一番辛いことです。

あの日、息子の「ママが笑ってると嬉しい」という言葉がなければ、私は今も「完璧な母親」という呪縛に囚われ、罪悪感に苛まれていたかもしれません。

私は今でも、週末に1時間だけ自分のためにカフェに行き、毎晩15分は「聖域」としてアロマを焚いています。 その時間があるからこそ、忙しい毎日の中でも心の平穏を保ち、息子に「おかえり」と笑顔で向き合えるのです。

この記事が、かつての私のように「休むことに罪悪感を感じている」方、「一人の時間をどう作ればいいか」と悩んでいる方の背中を、少しでも押すことができれば幸いです。

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